手書きの大切さを伝えるブログ用の1枚。お気に入りのノートと、上質な暮らしに馴染むKoma Craftの木軸ペン

【前編】なぜか自分を責めてしまう夜に。自己否定のループを断ち切る「手書き」の選択

一日の終わりに始まる、頭の中の反省会
「今日も、予定していたことが半分もできなかった」
「どうしてあの時、あんな言葉を感情的に言ってしまったんだろう…」

静かな夜、ベッドに入って目を閉じた瞬間、頭の中でそんな「一人反省会」が始まってしまうことはありませんか?

現代社会は、常に効率や成果を求められる場所です。
真面目で、周囲への配慮を忘れないがんばり屋な人ほど、できたことではなく「できなかったこと」にばかり目が向き、気づけば自分を責めるループに陥ってしまいがちです。

下がってしまった自己肯定感を取り戻そうと、自己啓発の本を読んだり、ポジティブな言葉を頭の中で唱えたりしても、心の奥底にあるモヤモヤがすっきりと消えないことも多いものです。

そんなあなたに、今夜から試してほしいのが「手書き」という選択です。
スマホの画面を閉じ、ノートを開いてペンを握る。
このちょっとしたアナログの時間をつくるだけで、頭のなかのモヤモヤが自然とほどけて、自分を責める気持ちが少しずつ小さくなっていくのを実感できるはずです。

スマホを置いて、あえてアナログに戻る意味
私たちは便利さゆえに、何でもスマートフォンのメモアプリやパソコンで記録しがちです。しかし、疲れた心を整え、自分自身を労るという目的においては、デジタルと手書きでは脳に与える影響が全く異なります。

キーボードを叩いたり、スマートフォンの画面をタップしたりすること。
それは現代の私たちにとって、あまりにも当たり前で、もはや指先の感覚すら意識しない無意識の動作になっています。
便利で効率的。けれど、その無意識の時間のなかで、私たちの指先はどこか無機質な感触ばかりに慣れてしまっているのかもしれません。

さらに画面を開けば、他人のきらびやかなSNSの通知や、不要な広告、ブルーライトの刺激が次々と飛び込んでき、脳は休まる暇がありません。

一方で、ペンを握り、紙の上で文字を紡ぐ「手書き」の行為は、非常に複雑で贅沢な作業です。

手になじむペンを持つその瞬間、周囲のノイズはすっと遮断されます。
指先に伝わる素材の温もりや適度な重み、紙とペン先が擦れるかすかな音。
五感が心地よく刺激されることで、脳は「ここは安全でリラックスできる場所だ」と認識します。
この安心感があって初めて、私たちは自分の内側にある本当の感情や、小さな心地よさに目を向けることができるのです。

心を整える第一歩は、情報を詰め込むのをやめ、五感を取り戻すこと。

続く【中編】では、この「手書き」の時間が、なぜ私たちの脳に直接作用し、自己肯定感を育てていくのか、その科学的な理由について紐解いていきます。

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