瘤杢×えんじ色レジンの木軸ペンでノートに手書きする画像

【前編】気づけば一年の折り返し。スマホを置いて、上質なペンとノートで始める「残り半年の作戦会議」

気づけばもう7月。一年のちょうど真ん中、折り返し地点に差し掛かりました。

「年初に立てた目標、何だっけ……?」
「スマホのメモアプリに書き込んだまま、すっかり見返していないな」

そんな風に、日々の忙しさに追われて、立てた計画がどこかへ行ってしまっている方も多いのではないでしょうか。

残り半年を、ただなんとなく過ぎ去る日時にするのか、それとも「自分の本当にやりたかったこと」を叶える時間にするのか。
その鍵は、デジタルから少しだけ離れて、「あえて手で書き出すこと」にありました。

今回は、科学的なデータも交えながら、手書きがもたらす驚くべき効果と、大人のための目標見直しの時間についてお届けします。

デジタル管理の時代に、なぜ「手書き」なのか?
現代はスマホのアプリやPCで、手軽にスケジュールや目標を管理できる便利な時代です。しかし、目標の「達成率」という視点で見ると、手書きにはデジタルが決して真似できない圧倒的なパワーがあることが、近年の脳科学や心理学の研究で明らかになっています。

アメリカのドミニカン大学が行った有名な研究(※カリ・ゲイル教授らの調査)によると、目標を頭の中で考えているだけの人やデジタルで入力している人に比べ、
「紙に手書きで書いた人」は、目標の達成率が約42%も向上するという驚きのデータがあります。

文字にして書き出すだけで、理想の未来を引き寄せる確率が1.4倍にもなる。
これだけの差が生まれるのには、私たちの「脳の仕組み」が関係しています。

脳のアンテナを起動させる、手書きの魔法
PCやスマホでのタイピングは、指先の単純な動きになりがちで、脳の浅い部分しか使われません。
一方、ペンを握り、紙の感触を感じながら文字を紡ぐ「手書き」のアクションは、脳の非常に広い範囲を刺激します。

特に、脳の注意の司令塔である「網様体賦活系(RAS)」という神経ネットワークが激しく活性化することが分かっています。
RASがいわゆる「脳のアンテナ(フィルター)」の役割を果たし、手で書いた目標を「これは自分にとって極めて重要な情報だ」と認識します。
すると不思議なことに、普段の生活の中で、その目標を達成するためのヒントやチャンス、アイデアを、脳が自動的に見つけ出そうとアンテナを張り始めるのです。

後編は残り半年の解像度を上げる、大人のジャーナリングのコツをお伝えします。

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